葬祭ディレクター

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葬祭ディレクター(そうさいディレクター)は、葬祭業界に働く人に必要な知識と技能のレベルを示す称号である。葬儀業界団体の1団体である葬祭ディレクター技能審査協会が実施する葬祭ディレクター技能審査(厚生労働大臣が認定する技能審査のひとつ)に合格することにより認定される。本資格は業務独占資格ではなく、葬祭業の従事に当たってこの検定合格の義務はない。

等級区分[編集]

1級と2級がある。2020年現在、1級葬祭ディレクター・2級葬祭ディレクターの総数は約37,000人以上。

試験[編集]

受検資格[編集]

  • 1級:葬祭実務経験5年以上、または2級合格後、2年以上の実務経験を有する者
  • 2級:葬祭実務経験2年以上を有する者

技能範囲[編集]

  • 1級:全ての葬儀における受注から会場設営、式典運営に至るまでの詳細な知識と技能
  • 2級:個人葬における受注から会場設営、式典運営に至るまでの一般的な知識と技能

関連項目[編集]

外部リンク[編集]