フレグランスジャーナル社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フレグランスジャーナル社
本社の入る、ウメビル
種類 有限会社
出版者記号 89479
取次会社 地方・小出版流通センター
法人番号 7010002014222 ウィキデータを編集
代表者 宇野 浩一(代表取締役)
本社郵便番号 102-0072
本社所在地 東京都千代田区飯田橋3-11-19
外部リンク https://www.fragrance-j.co.jp/
Twitter フレグランスジャーナル社 (@FRAGRANCEJOURNA) - X(旧Twitter)
テンプレートを表示

フレグランスジャーナル社は、東京都千代田区に本社を置く出版社である。香りに関する書籍雑誌の出版を主力とする。

主な出版物[編集]

1973年5月に、津野田勲によりフレグランスジャーナル社設立。同年7月に香粧品科学研究開発専門誌『FRAGRANCE JOURNAL』を創刊。当初は隔月刊であったが1989年より月刊となった[1]2000年には、香りの生理的・心理的作用中心とした学際的情報誌『AROMA RESEARCH』(年4回刊)[2] を創刊。他にアロマテラピー代替療法を扱う『aromatopia』(隔月刊)[3] を発行している。

シリーズ刊行物として『香り選書』『香り新書』『香りで美と健康シリーズ』などがあり、香粧品化学や生物学生理学ヘルスケア、香りと生活とのかかわりなど、におい・香りに関する書籍を出版している。

香り・においの学術・文化を守り育てる「香創育」を提唱しており、セミナーなども開催している。

香りの図書館[編集]

同社の事業の特色の一つに「香りの図書館」がある。2005年10月にフレグランスジャーナル社と筑波大学名誉教授の渋谷達明により、千代田区飯田橋に開館。蔵書数は約1万冊で、香粧品や香道ハーブ植物環境心理学などの書籍・雑誌が揃い、中には大正時代に発行された絶版本もあった[4]2013年4月に移転したのち、2018年2月28日に閉館した[5]。(北緯35度41分55.1秒 東経139度44分57.3秒 / 北緯35.698639度 東経139.749250度 / 35.698639; 139.749250 (香りの図書館)

脚注[編集]

  1. ^ 会社沿革”. フレグランスジャーナル社. 2018年7月24日閲覧。
  2. ^ AROMA RESEARCH(フレグランスジャーナル社)
  3. ^ aromatopia(フレグランスジャーナル社)
  4. ^ アロマテラピーから原材料や香料、フレグランスのことまで。絶版書も揃う「香りの図書館」で学ぶ”. Scentpedia (2017年9月15日). 2018年7月24日閲覧。
  5. ^ 香りの図書館”. フレグランスジャーナル社. 2018年7月24日閲覧。

座標: 北緯35度42分9.6秒 東経139度44分50秒 / 北緯35.702667度 東経139.74722度 / 35.702667; 139.74722