くわ‐がた【鍬形】
1 《鍬をかたどったところから》兜(かぶと)の前部につけて威厳を添える前立物(まえだてもの)の一。金属や練り革で作った2本の板を、眉庇(まびさし)につけた台に挿して角(つの)のように立てたもの。...
くわがた‐いし【鍬形石】
古墳時代の腕飾り。碧玉(へきぎょく)製で、鍬の刃の形に似る。権威の象徴あるいは宝器と推定され、西日本の古墳にみられる。
くわがた‐けいさい【鍬形蕙斎】
⇒北尾政美(まさよし)
くわがた‐そう【鍬形草】
オオバコ科の多年草。山地の樹林下に生え、高さ12〜19センチ。春から夏にかけ、淡紅白色の花を総状につける。実は平たい扇形で、細い萼(がく)で包まれ、兜の鍬形に似る。
くわがた‐の‐かぶと【鍬形の兜】
鍬形1をつけた兜。